こんにちは。おとFITNESS運営者の「OTOWA」です。
健康のためにと一念発起して、カーブスに入会したものの、「数ヶ月通っても体重計の数字がピクリとも動かない」「むしろ少し太ってしまったかもしれない」という悩みを抱えていませんか。
ネットで検索してみると、「カーブス 痩せない」「意味ない」といったネガティブなキーワードや口コミも目に入り、「やっぱり私には合わないのかな」と不安を感じている方も多いはずです。
でも、諦める前に少しだけ立ち止まって考えてみてください。
実は、カーブスで結果が出ない方には、マシンの動かし方、通う頻度、そして運動以外の時間の過ごし方に、驚くほど明確な「共通点」が存在するのです。
この記事では、現役パーソナルトレーナーの私が、なぜカーブスで痩せられない人がいるのか、そのメカニズムを生理学的な視点も交えて、分かりやすく解説し、今日からすぐに実践できる具体的な解決策をお伝えします。
カーブスは、正しく使えば、50代、60代の女性にとって最強の味方になります。せっかくのやる気と努力を、無駄にしないためにも、ぜひ最後までお付き合いください。
- カーブスで痩せない人の共通点と原因について
- カーブスにどのくらいの期間通えば痩せるのかどうか
- カーブスで結果を出すための具体的な方法
- 痩せるために必要な食事内容について
カーブスで痩せない人の共通点と原因は?

「真面目に通っているのに痩せない」。
そう感じている方の多くは、実はご自身の努力不足ではなく、「努力の方向性」が少しだけズレてしまっていることが多いのです。
カーブスというシステムの特徴を正しく理解できていないことが、結果が出ない最大の要因かもしれません。
ここでは、痩せない人に共通する具体的な行動パターンと、その裏にある原因を深掘りしていきます。
カーブスマシンの効果的な使い方は?
カーブスで「痩せない」と悩んでいる方のトレーニング風景を拝見すると、最も顕著な共通点として「マシンの動かし方が優しすぎる」という点が挙げられます。
これは、カーブスで採用されている「油圧式マシン」の特性を十分に活かしきれていないことが原因です。
一般的なスポーツジムにある「ウェイトスタック式(重りのついたマシン)」は、ピンを刺して重量を決めれば、ゆっくり動かそうが速く動かそうが、筋肉には一定の「重さ」がかかります。
しかし、カーブスのマシンはこれとは全く異なる原理で動いています。
カーブスで採用されている油圧式マシンは、シリンダー内のオイルの抵抗を利用しており、その抵抗力は「動かすスピード」に比例して強くなるという物理的な特性を持っています。
分かりやすく例えるなら、「お風呂の中で水をかき混ぜる動作」をイメージしてください。
ゆっくり手を動かせば水は何の抵抗もなく流れますが、全力で素早く水をかき回そうとすると、水圧が壁のように重くのしかかってきますよね?これと同じことがカーブスのマシンでも起きています。

痩せない人の動作パターン:「リズム」に合わせすぎている
店内に流れている音楽のリズムに合わせて、「イチ、ニ、イチ、ニ」と一定のテンポで動かしている方は要注意です。
リズムに合わせることに意識が向きすぎると、どうしても動作が「置きに行く」ような丁寧なものになりがちです。
これでは、お風呂の水をゆっくり撫でているのと同じで、筋肉にはほとんど負荷がかかっていませんので、単なる「関節の体操」になってしまっているのです。
筋肉を成長させ、基礎代謝を上げて脂肪を燃焼させるためには、年齢に関係なく、筋肉に強いストレス(メカニカルストレス)を与える必要があります。
そのためには、リズムなど気にせず、「1回1回を、親の仇と思って全力で押し引きする」くらいの爆発的な動作が必要です。
マシンを動かすときは、可動域の端から端まで、できるだけ速く動かしてみてください。「ガチャガチャうるさいかな?」と心配になるくらいのスピードで動かして初めて、油圧式マシンはその真価を発揮し、筋肉に強烈な刺激を与えてくれます。
週1回の頻度では痩せない?
お仕事、家事、介護など、日々の生活に追われていると、どうしてもジムに行く時間が取れず、「とりあえず週1回は行こう」と目標を立てている方も多いのではないでしょうか。
継続すること自体は素晴らしいことですが、厳しい現実をお伝えすると、「痩せる」という目的において、週1回の運動頻度では、明らかに不足しています。
これには「超回復」という筋肉の成長メカニズムが関係しています。
筋力トレーニングを行うと、筋肉の繊維が微細に損傷し、一時的に筋力が低下します。
その後、適切な休息と栄養をとることで、筋肉は「次は壊れないように強くしておこう」と修復され、以前よりも少しだけ太く強くなります。
この回復にかかる時間が、一般的に48時間〜72時間(2〜3日)と言われています。
「現状維持」のループから抜け出せない
週1回の頻度(例えば毎週月曜日のみ)だと、どうなるでしょうか。
先ほどの長回復の原理に当てはめると、月曜日に運動して筋肉が刺激され、水曜日か木曜日あたりに修復が完了してレベルアップします。
しかし、そこから次の月曜日まで4日〜5日も空いてしまうと、体は「あれ?もう強い力は必要ないのかな?」と判断し、せっかく向上した筋肉の状態を元のレベルに戻してしまいます。
これを「可逆性の原理」と呼びます。
つまり、週1回では「刺激→向上→元に戻る」を毎週繰り返しているだけで、階段を登っては降りているようなものです。

これでは健康維持や気分転換にはなっても、代謝を上げて体型を変えるまでの効果は期待できません。
代謝アップを狙うなら、筋肉が回復したタイミングですぐに次の刺激を入れるのがベストです。つまり「1日おき(週3回)」が最強のペースです。
どうしても忙しい週でも、最低「週2回」は確保しましょう。週2回であれば、現状維持を超えて、少しずつでも右肩上がりに体を成長させていくことが可能です。
運動後の食事はコントロールしよう
「今日はカーブスで30分も運動したから、これくらい食べても大丈夫!」
運動後の達成感から、つい気が大きくなってしまい、帰りにスーパーで甘いものを買ったり、夕食のご飯を少し多めによそったりしていませんか?
実は、この「ご褒美消費(モラル・ライセンシング)」こそが、カーブスに通っているのに痩せない、あるいは逆に太ってしまう最大の原因の一つです。
私たちは、自分が運動で消費したカロリーを過大評価し、逆に食事で摂取するカロリーを、過小評価する傾向があります。
では、実際にカーブスの30分間のサーキットトレーニングで、どれくらいのカロリーが消費されているのか、冷静な数値を見てみましょう。
運動の消費カロリーは「METs(メッツ)」という単位を使って計算できます。
カーブスのようなサーキットトレーニングは、強度にもよりますが、一般的な女性(体重50〜60kg)が30分行った場合の消費カロリーは、おおよそ80kcal〜180kcal程度です。
| 運動強度(意識レベル) | 30分間の消費カロリー目安 | 相殺されてしまう食べ物(例) |
|---|---|---|
| 低強度(おしゃべりしながら) | 約 80kcal | バナナ1本、クッキー2枚 |
| 中強度(普通のペース) | 約 120kcal | カフェラテ1杯、食パン6枚切1/2枚 |
| 高強度(息が上がる全力) | 約 180kcal | おにぎり1個、発泡酒(350ml)1.5本 |
いかがでしょうか。「思ったよりも少ない」と感じた方が多いのではないでしょうか。
もしあなたが運動後に「頑張ったご褒美」としてシュークリーム(約250kcal)を食べてしまったら、その日の運動効果は帳消しになるどころか、プラスマイナスでカロリーオーバーになってしまいます。

カーブスの本来の目的は、その場の30分でカロリーを消費することではなく、「筋肉をつけて基礎代謝を上げ、24時間勝手にカロリーを消費してくれる体を作ること」にあります。
目先の消費カロリーに惑わされず、運動後の食事こそ慎重にコントロールする必要があります。
プロテインで痩せない口コミは本当?
インターネット上の口コミサイトなどを見ると、「カーブスのプロテインを飲み始めたら太った」「全然痩せないから解約した」といった声をちょくちょく見かけます。
これを見ると、プロテインを飲むこと自体に、懐疑的になってしまうかもしれません。
しかし、誤解を恐れずに言えば、プロテイン自体に「痩せる効果」も「太る効果」もありません。
プロテインは日本語で「タンパク質」。つまり、肉や魚、卵に含まれている栄養素を粉末状にしただけの「食品」です。
これを飲んで痩せない、あるいは太るという場合、原因は以下の2つに集約されます。
1. 単純なカロリーオーバー
普段の食事量を変えずに、追加でプロテインを飲めば、当然その分のカロリー(1杯あたり約80〜100kcal)が上乗せされます。
運動強度が低く、消費カロリーが少ない状態でプロテインだけ飲んでいれば、余ったエネルギーは脂肪として蓄積されます。
ですので、プロテインを飲むなら、その分、食事のおかずを少し減らすか、間食のお菓子をプロテインに置き換えるなどの調整が必要です。
2. 「アナボリック抵抗性」への理解不足
特に50代以降の女性が知っておくべきなのが、「アナボリック抵抗性」という体の変化です。
加齢とともに、私たちの体はタンパク質を摂取しても、それを筋肉に合成する反応(アナボリック反応)が鈍くなってしまいます。
つまり、「若い頃と同じ量のタンパク質を摂っていても、筋肉になりにくい」のです。
だからこそ、吸収の早いプロテインを活用して、血中のアミノ酸濃度を、一気に高める戦略が有効になります。
痩せないからといってプロテインをやめてしまい、タンパク質不足のまま運動を続けると、筋肉が分解されて基礎代謝が落ち、ますます痩せにくい「隠れ肥満」になってしまうリスクがあります。
またプロテインは「魔法の痩せ薬」ではなく「筋肉の材料」です。飲むだけで痩せると思わず、「しっかり運動して(需要を作り)、直後にプロテインを飲む(供給する)」という習慣を徹底しましょう。
痩せるまでにはどのくらいかかる?
「1ヶ月頑張って通ったのに、体重が1キロも減らない。私には合っていないのかも…」
このように、早期に結果を求めて挫折してしまう方が非常に多いのが残念でなりません。
カーブスのような筋力トレーニング主体の運動で、見た目や体重に明らかな変化が出るまでには、最低でも3ヶ月、通常は6ヶ月程度の期間が必要です。
運動生理学の視点から、開始直後の体の変化を見てみましょう。

このように、最初の数ヶ月で体重が落ちないのは、体が内側から作り変わっている証拠であり、決して失敗ではありません。ここで辞めてしまうのが一番もったいないのです。
体重計の数字だけに一喜一憂せず、「階段の上り下りが楽になった」「ウエストのベルトが少し緩んだ」といった、体の機能的な変化に目を向けてモチベーションを維持しましょう。
カーブスで痩せない人の共通点と改善方法は?
ここまで、痩せない原因を、少し厳しめにお伝えしてきましたが、ここからは「では、具体的にどうすればいいのか?」という解決策に焦点を当てていきます。
考え方と行動を少し変えるだけで、カーブスライフはもっと楽しく、効果的なものになります。
評判が悪い勧誘への対策は?
カーブスに通うのが億劫になる理由として、ネット上の口コミでも常に上位にあるのが「スタッフからの勧誘」です。
「お友達を紹介してほしい」「プロテインを定期購入しませんか」といった声かけがプレッシャーになり、ジムに行くこと自体がストレスになってしまう。これでは本末転倒です。
実は、過度なストレスはダイエットの大敵です。ストレスを感じると、体内で「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。
このコルチゾールには、筋肉を分解してエネルギーに変えたり、血糖値を上げて内臓脂肪の蓄積を促進したりする作用があるのです。
つまり、嫌々通うことは、生理学的にも太りやすい状態を作っていることになりかねません。
スマートな「スルー力」を身につける
スタッフの方々も、それが業務であり仕事として声かけを行っています。
悪気があってあなたを困らせようとしているわけではありません。ですので、こちらも「大人の対応」でサラリとかわすのが一番です。
- 友達紹介:
「私の周りの友人はみんな仕事をしていて忙しいみたいで。もし興味がある人がいたら、その時は私から必ず声をかけますね」と、”今はいないが、協力する意思はある”というポーズで笑顔で断りましょう。 - プロテインなどの物販:
「今は食事で管理することに挑戦しているので大丈夫です。必要になったら相談させてください」ときっぱり伝えましょう。
一度明確に、かつ笑顔で意思表示をすれば、相手も大人なので、それ以上しつこく言われることはほとんどありません。
人間関係のストレスをゼロにして、自分の体のことだけに集中できる環境を、自分で作っていきましょう。
辞めた理由から学ぶ継続のコツは?

「いつでも行けるから」が入会の決め手だったのに、結局「いつでも行ける=いつまでも行かない」になって辞めてしまった。これはカーブス退会理由の王道パターンです。
予約制のパーソナルジムのように、「キャンセルしたらお代がかかります」という強制力がない分、カーブスの継続には、自分自身の意志力が試されます。
しかし、意志の力に頼っているうちは、なかなか習慣化できません。雨が降ったり、少し残業したりするだけで、「今日はやめておこう」という言い訳が勝ってしまうからです。
「If-Thenプランニング」で行動を自動化しよう
痩せている会員さんが実践しているのが、生活の導線にカーブスを組み込む「ついで通い」です。心理学のテクニックで「If-Thenプランニング(もし〜したら、〜する)」というものがあります。
- 「もし スーパーに買い物に行くなら、その前に カーブスに寄る」
- 「もし 仕事が終わって駅に着いたら、そのまま カーブスに直行する」
このように、既存の生活習慣とセットにしてしまうことで、「行くか行かないか」を迷う余地を脳に与えないことがコツです。
ウェアやシューズを車や会社のロッカーに常備しておき、手ぶらで行ける状態を作っておくのも有効です。
痩せるための食事とタンパク質摂取方法
「カーブスに通っているから」といって、食事制限を厳しくしすぎるのは逆効果です。
特に50代以降は、ただでさえ筋肉が減りやすい時期。
カロリーを減らすことばかり考えて、サラダだけの食事や、お肉を避けた粗食にしてしまうと、筋肉が痩せ細り、代謝が落ちて「省エネ体質(太りやすい体)」になってしまいます。
「減らす」よりも「満たす」食事を
意識すべきはPFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)です。特にタンパク質(Protein)は、毎食手のひら一枚分を目安に摂取しましょう。
| 食材 | タンパク質量(目安) | おすすめの食べ方 |
|---|---|---|
| 卵(1個) | 約 6.2g | 朝食のゆで卵や目玉焼きに。完全栄養食です。 |
| 納豆(1パック) | 約 7.4g | 手軽な植物性タンパク質。朝や昼のプラス一品に。 |
| サラダチキン(1個) | 約 20g | コンビニで買える最強の筋肉食材。おやつの代わりにも。 |
| サバ缶(1缶) | 約 20g〜 | 良質な脂質(EPA/DHA)も摂れる優秀な保存食。 |
カーブスのプロテインが高いと感じるなら、これらの市販の食材をうまく組み合わせれば十分です。
大切なのは「空腹で運動しないこと」と「運動直後にタンパク質を入れること」。筋肉への栄養補給を最優先に考えた食事こそが、遠回りのようで一番の近道です。
50代からの代謝アップのためには?
更年期を迎えると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に低下します。
エストロゲンには、内臓脂肪の蓄積を防ぐ働きがあるため、このガードが外れることで、若い頃と同じ生活をしていてもお腹周りに脂肪がつきやすくなります。
また、加齢に伴い基礎代謝量は自然と低下していきます。
厚生労働省の提供する健康情報サイト「e-ヘルスネット」においても、加齢に伴う基礎代謝量の低下は、筋肉量(除脂肪量)の減少が主な理由であると解説されています。
つまり、加齢による肥満を防ぐ唯一にして最大の対抗策は、「筋肉を維持・増加させること」なのです。(出典:健康日本21アクション支援システム Webサイト)
有酸素運動(ウォーキングなど)は脂肪燃焼に有効ですが、筋肉を増やす効果はあまりありません。
一方で、カーブスの筋力トレーニングは、筋肉量を維持し、骨密度を高め、インスリンの感受性を改善して、血糖値をコントロールしやすくする効果があります。

50代からのダイエットは、単に体重を落とすことではなく、「動ける体」「病気にならない体」を作ることと同義です。
そのためのツールとして、カーブスのサーキットトレーニングは非常に理にかなっています。
結論:カーブスで痩せない人の共通点と改善方法は?
最後に、カーブスで痩せない人の共通点と、今日から始めるべき改善アクションをまとめます。

もし今、あなたが「痩せない」と悩んでいるなら、それはカーブスが悪いのではなく、ほんの少し「使い倒せていない」だけかもしれません。
会費を払っている以上、マシンを壊すくらいの勢いで(もちろん本当に壊してはいけませんが)、元を取るつもりで全力で動かしてみてください。
そのポジティブマインドな姿勢が、必ずあなたの体を変えてくれるはずです。
※本記事の内容は一般的な情報に基づくものであり、効果には個人差があります。健康状態に不安がある場合は医師や専門家にご相談ください。また、正確な情報はカーブス公式サイトをご確認ください。

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